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余白を嗜む飾り
2026.5.8

こんにちは、ITSUMIです。

花粉症も落ち着いたと思ったら暑くなってきている…
日本で快適に過ごせる時期は長短期間だ…

 

先日、『センチメンタル・バリュー』を観てきました。

『私は最悪』と言う映画を作った監督が作った映画です。

『センチメンタル・バリュー』公式サイト

俳優の娘と、著名な映画監督の父。
昔、家庭を捨てて出て行った父親に、娘は当然ながら心を開けない。

そんな二人が母の死をきっかけに再会。

さらに父親は「家族の物語」を映画化しようとする。

しかも娘主演で。

娘は断固拒否。

でも、その“拒絶”の描き方がものすごく丁寧なんです。

家族って、「許す」「許さない」で終わるほど単純じゃないんですよね。

嫌いだけど気になる。
理解されたくないけど、理解してほしい。

その面倒くさい感情が、すごくリアルでした。

 

そして、この映画、とにかく“余白”がうまい。

説明しすぎない。

視線、沈黙、映像、美術カット、「今なんか思ったよね?」みたいな間

あらゆるシーンに余白があって、観客の想像力を流し込ませてくる。

デザインも同じで、全部説明すると急に野暮になる瞬間がある。

余白って、“不足”じゃなくて“入口”なんだなぁと再度思わせてくれました。

 

家族のわだかまりを具現化した映画

ラストで全部スッキリ解決したりはしません。

観終わったあとも、持ち帰ってしまう映画。

ドンパチアクションが好きな方には最悪な映画だと思います。

 

私は今からオーシャンズシリーズを観ます。

それでは、また