

こんにちは、ITSUMIです。
花粉症も落ち着いたと思ったら暑くなってきている…
日本で快適に過ごせる時期は長短期間だ…
先日、『センチメンタル・バリュー』を観てきました。
『私は最悪』と言う映画を作った監督が作った映画です。
俳優の娘と、著名な映画監督の父。
昔、家庭を捨てて出て行った父親に、娘は当然ながら心を開けない。
そんな二人が母の死をきっかけに再会。
さらに父親は「家族の物語」を映画化しようとする。
しかも娘主演で。
娘は断固拒否。
でも、その“拒絶”の描き方がものすごく丁寧なんです。
家族って、「許す」「許さない」で終わるほど単純じゃないんですよね。
嫌いだけど気になる。
理解されたくないけど、理解してほしい。
その面倒くさい感情が、すごくリアルでした。
そして、この映画、とにかく“余白”がうまい。
説明しすぎない。
視線、沈黙、映像、美術カット、「今なんか思ったよね?」みたいな間
あらゆるシーンに余白があって、観客の想像力を流し込ませてくる。
デザインも同じで、全部説明すると急に野暮になる瞬間がある。
余白って、“不足”じゃなくて“入口”なんだなぁと再度思わせてくれました。
家族のわだかまりを具現化した映画
ラストで全部スッキリ解決したりはしません。
観終わったあとも、持ち帰ってしまう映画。
ドンパチアクションが好きな方には最悪な映画だと思います。
私は今からオーシャンズシリーズを観ます。
それでは、また