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日本の宝、庭職人飾り
2021.7.5

先日、GUCHIと久しぶりに対面しました。

ラーメン屋チャーハンをすこぶる食べているのに、ベスト体重まで落ちたそうです。

殺意しか沸かない、リバウンドクイーンのITSUMIです。


なかなか体重は減りませんが、夏が近づいていますね。

夏になるとやりたくなるのが流しそうめん。

「流しそうめんやりたいなぁ」と通っているジム(いいえ、通っていないから太っているんですけど)でつぶやいたところ、「俺、作ったるよ」と庭師トレーニーが声をかけてくれました。

食い気味に「え!嬉しいありがとう!いつ?いつ?」
と言う私に嫌な顔一つせず、応えてくれる彼。
ありがとう。


当日。

竹だー!!わーい。

見たところ、竹はこの一本を二つに割ったこれだけ。

複雑な作りの物でもっと竹が数本用意されていると思っていたのですが、彼は「ITSUMIでも簡単に組めるように」と支柱を鉄で作ってきてくれました。

自身で溶接して作ったそうです。
貴方はいったい、何屋なの…

これを、庭に打ち込みます。

庭が散らかっているのは気のせいです。

これを打ち込んでいきます。

え?庭が散らかっている?気のせい気のせい。

打ち込みます。

我が家の庭の下が固くて難儀していますが、そこは職人の技でなんとかします。

向きを変えて庭の散らかしをごまかす、撮影職人の私。

さぁ、竹の出番です。

本来ならば、竹を三本使い支柱を作ってから、竹を置く作業。
鉄支柱にしたのはそこに竹を置いて結ぶたけで固定ができるから。さすがのアイディア。

さくさくと仕上げていきます。

ちょっと待って!

私その結び方知らない!


と一度ほどいてもらって、結び方を教えてもらいます。

この結び方をするだけで、つるつると滑る竹がしっかり固定できるんです。

職人の技を見せてもらいました。

ちなみにですが結び方はすでに忘れました。

大丈夫、動画を撮ってあるのでいざとなれば結べる、はずだ。

作業を着々と進める間にも、ハサミ裁きや持っているものがかっこよくて、盗撮しまくります。

この太い紐に、ハサミをくるっとひっくり返して違う事をする様が手練れていてかっこよかった。

30分もかからない作業でしょうか。
あっという間に完成です。

じゃーん!!

これで、そうめんを流したり、野菜を流したり…
夏の準備は万端です。
簡単に外してしまえるような仕組みまで提案してくれました。


我が家の散らかし放題の庭、見るに見かねたのでしょうか。

「ITSUMIちゃん、樫だけ切ってったるわ。」と玄関前の樫の木を剪定してくれることに。

before

ぼさぼさです。

これでも先月に剪定したんだけどなぁ。

ばっさばっさと剪定していきます。

見てください。

この職人さんの必須アイテムの蚊取り線香の、かっこいいですよね。
私も欲しいなぁ。
蚊に刺される事が嫌だから庭のメンテナンスをさぼる私。
これがあればきっとお庭も綺麗になるんだよなぁ。
(なりません。)

after
10分足らずで終わり。
すでに表札の汚れをチェックしている職人。
おそろしや~、粗があちこちに…

こんなにきれいになりました。

何がすごいって、バランスを見ながら間引きするまでの時間が早い!!

1時間ほどで、流しそうめんの竹を設置と、樫の木の剪定までしてくれました。
早い。
私が、あれこれ話しかけていなかったらきっともっと早く終わっていたでしょう。

話しかけまくってごめんよ、尚弥君。


普段ジムでトレーニングをしながらちゃちゃを入れあう友人がこんなかっこいい職人だという事を、憂鬱な雨降りの月曜日に知れて、今週は良いはじまりになりそうです。

彼を見ていて、私も何かを作ったり、仕事への熱意が高くなってきたので、GUCHIを盛大に巻き込もうと思います。

いやぁ、かっこよかったな。

では、また。