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風の島フーズ様
パッケージデザイン
ストーリー

三重県のエシカル商品のレビュー会でお知り合いになった風の島フーズ様。

・販売しているアカモクのパッケージを新しくしたい。
・30代から50代の女性に購入されることが多く、日常使いとしてはもちろん、お土産としても使用されるようなデザインに変更したいと言うご依頼でした。

ITSUMIが参加していたレビュー会をきっかけにこのようにデザインのご依頼をいただけるとは思っておらずとてもうれしく思います。
ありがとうございます。

菅島は三重県の離島。
打ち合わせはすべてZOOMにて行いました。

課題

最初の打ち合わせでお話を伺うと風の島フーズ様の中で感じられているいくつかの課題がありました。
・あかもく認知度が低いこと
・パッケージが男性的なため卸先に断られたこともあること
・冷凍販売であるため、本来の美しい緑色を見せれないこと

製品の特徴もお伺いすることが出来ました。
・三重県の菅島と言う離島で作られている
・女性に人気で、スーパーフードとして注目されている
・全国のスーパーで冷凍販売されている
・生産されるもののうち健康食品系のスーパーでの販売が多い

お話を聞いて&Designでは、スーパーで販売し、今まで反響は大きかった30代~40代女性をターゲットにして、日常の食卓に並ぶイメージを目指したデザイン制作することにしました。

販売場所と作られている場所を考察
全国で販売されている商品なので、三重県の伊勢志摩の知名度を生かし、目立つように吹き出し表現。
お客様から要望があった中身が見える大きな抜きを波型に切り取り、船のイラストを加えて、菅島の海と離島のイメージを添えました。
船のイラストはクレヨンのようなタッチでほっこりとかわいらしいイメージに。

中身が見えるために抜きにしていた部分
クライアント様には「アカモクは冷凍すると本来の美しい緑色ではなく、黒くなってしまう」と言うお悩みが。

抜きのデザインにしていた部分は、アカモクを撮影して、その写真を貼付。
本来の緑色をお客様に正しくお伝えできるように工夫しました。

我々も知らなかったアカモク
「アカモク」を食べたことのないお客様に「アカモク」がどんなものなのか、どんな食感なのかを少しでもお伝えできるように「ネバっシャキっ」というオノマトペを加えました。

茶碗からお箸で運ばれているアカモクのイラストの重さや伸び具合、量を何度か調整して、より本物のテクスチャに近づけました。

ヘルシー志向の女性の目につくように、ミネラルや食物繊維が豊富であることを記載したサブキャプションを一番上に掲載。

商品アイテムの認知度と、黒くなりがちなデザインをいかに女性らしく、また本来のおいしさや健康的なPRをうまく引き出すかが難しく、色の変更や茶碗のデザインを何度も繰り返しました。

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