NPO法人団体Mブリッジ様より、食品ロス月間と松阪市の商店街でコラボレーションしたイベントのデザインプロデュースのご依頼を頂きました。
イベント内容は商店街で販売している環境や人に配慮したアイテムとお店を動画で紹介し、
その商品をオンラインショッピング上で購入していただく企画。
クライアント様とお話して商店街とネットショッピングをどのようにつなげるかというところが課題でした。
まずは現地に視察に伺い以下のことに気づきました。
●商店街にはられているポスターは情報量過多で、枚数も多いので近いデザインにすると通行人の目に止まらない可能性があること。
●イラストを使用したポスターが少ないこと。
上記を踏まえ以下の提案と打ち合わせを行いました。
●ポスターの情報量は少なめにして興味を持ってもらった方にQRコードから動画を見ていただくこと。
●ポスターの近くに参加店舗など詳細情報がわかるA4チラシを配置すること。
●参加店舗がひと目で分かるようにステッカーを店舗目印として配置すること。
●インスタグラムでもカウントダウンを行うことで情報解禁に段階をもたせること。
●全てを統一したキャラクターや配色を使い一目見るだけでイベントを認識できるようにすること。
また「エシカル」と言う身近に感じられない言葉をどのようにかみ砕いて説明するかも難しい点。
伝えたいことを伝えようとするとどうしても文字数が多くなってしまうので、文章校正を何度も繰り返し、いかに端的にわかりやすく、イベントの内容を紹介するかが一番の難題でした。
コロナ渦中に、商店街の為に何かをしようとたくさんの方と関わりながら町おこしに奮起するクライアント様の姿を見て、我々も自分たちの住む町のためにDesignを通して何ができるか、どうやったら貢献ができるかを深く考えるきっかけになりました。
ありがとうございました。