ずいぶんと久しぶりの投稿になってしまいました。
ITSUMIです。
急に1日暇になった日があり、気になっていたゴッホアライブに行ってきました。
Netflixで一時期ハマっていたEmily in parisにも出ていた展示イベントです。
以下HPより抜粋
ゴッホ・アライブは、芸術性とエンターテイメント性を兼ね備えた五感で楽しむ全く新しい没入型の展覧会です。これまでに世界で850万人を超える人々を魅了し、世界中で愛されてきた人気のコンテンツがこの冬、オーストラリアからついに名古屋に上陸。
ゴッホの名作の数々が、力強いクラシック音楽に乗って、巨大かつ鮮明な画像で生き生きと再現された空間は別世界。まるで絵画の中の世界を歩いているかような感覚に。会場に足を踏み入れた瞬間から、光、色、音、香りの鮮やかなシンフォニーに包まれ、次々と流れるビジュアルとサウンドに身を委ねる体験は“忘れられない”特別な体験となることでしょう。
だそうです。では、いざ
平日に行ったこともあり、人は少なかったです。
このひまわりのアーティシャルフラワーがいっぱいの場所で、QRコードを読み込むと、スマホに小さなヴィンセントが出てきて一緒に写真を撮れるという仕組みです。
早速、QRコードを読み取ります。
あれ、おかしいぞ。画面が真っ暗です。
暗闇で踊るゴッホが虚しいです。
何度か挑戦しましたが、ダメでした。
私は諦めるのが早いので、こちらの写真は終わりです。
ゴッホの有名な逸話に「耳をうまく描けないので切り落とした」というものがあるのですが
(こちらの逸話は諸説あり、女性に振られたからという説もあります。どっちにしてもやばいぞゴッホ)
この小さなゴッホ、左耳がないんです。
ディティールにこだわっています。
このゴッホアライブの1番のメインはクラシック音楽が流れる中、ゴッホの世界が3000点以上の画像で壁や柱、床などありとあらゆる場所に映し出される。という演出。
こちらは動画を撮影したりもできるのですが、動画などを撮らず夢中で見ていました。
プロジェクションマッピングは細部まで色鮮やかに再現されていてとても美しかったです。
ゴッホの作品には、日本の油絵にも影響されているものが多いのですが、その中でも私がとても好きな作品が「花咲くアーモンドの木の枝」。
「花咲くアーモンドの木の枝」が写し出された際に流れた音楽が、日本の唱歌「さくらさくら」だったのですが、これについては「ゴッホに対してもジャポニズムに対してもなかなかに屈辱的だな」と思いました。
ジャポニズム・ジャパンカルチャーってあらゆる場面で見ることがあるけど、本当でたらめなものがありますよね。
「WABISABI」という名前のアボカドとエビの巻き寿司や、Ninja slayerというアニメーションなど、言い出したらキリがありません。
外国から見た日本へのイメージってこうなのか!とクスッと笑えて、愛おしさも感じます。
どんな形であれ世界に愛されるジャポニズム。
いつか海外向けにそんなデザインもしたいなぁ。と思いました。
GUCHIの「うそつけ!ならもっと働け!」という声が聞こえてきます。
では、また