どうもヘタレGUCHIです。
「ただただあるく」記事のパート2になりますので気になる方は前回記事から御覧ください。
迷いに迷って
知らないトンネルを抜けると
海でした。
ただの海ー!
ここはあぶないって言ったの誰や!
本日ゴールはホテル「トレンド鈴鹿」全35キロの工程のうち3分の1ほど歩きました。
お腹もすいたし、足も少しだるくなってきたので昼食をとることにします。
順調、順調。
お昼はITSUMIおすすめのまぐろレストランで平日限定の「まぐろ豪快丼」を頂きました。
これで1,000円。
。。。これで1,000円
すごいボリュームでした。美味しかった
はちきれんばかりのマグロ、マグロ、マグロ。器から飛び出てるし。
タレは甘め、わさびが上手に混ざらないと罰ゲームみたいにツーーーーンとなりますが
上手に混ざればマリアージュ。間違いない
疲れた体にしみました。ふぅ
あれ?なんかもう歩きたくないぞ。ここで昼寝をしたい気分だぜ。
このまま休むと抜け出せなくなりそうなので
諦めて歩きだします。ここからは国道23号線をひたすら歩きます。
ラインがピコンとお知らせ
ITSUMIからです。
「あんな、23号途中から歩道なかったと思うで!!無理ちゃうか?」
、、、なぜ!なぜ、そのお知らせを昨日してくれなかった!!!!???
最高のタイミングでした、、
まぁプランBも思いつかないので気を取り直してそのまま歩いてみます。
国道23号は産業道路のためあまり人があるかないからでしょうか?すごい数のどんぐりがありました。
プリッとしてええかんじ
今日はこれでケアするんだ。準備ばっちり、のつもり
おじいさん、一人ですごく気持ちよさそう。
写真だと分かり辛いですがめちゃくちゃデカイ鯉が大量にいました。
歩いてると見える世界がいつもと違って新鮮。
そんな中、距離も20キロを超えた頃でしょうか、なにやら足に違和感を感じます。
なんやろな?と人が来なそうな道で靴と靴下を脱いで調べてみます。
、、、、、、
マメっ、大きなマメができておる。
はぁ〜。
グーーーーグル先生!!!HELP!
ふむふむ。
徒歩旅行の賢者は『豆は大きくなるばかりで歩行不能に陥るので速やかに潰すべし』とおっしゃっています
しかしながら豆を潰す用意などあるわけがない。
おまけに歩いてきた産業道路の歩道が途切れてるではないか。最悪である。
これまたグーグル先生にコンビニの位置をお聞きすると、、、遠い。
切ない
なんとかコンビニも到着し、目を血眼にしながら
針を探す。コンビニといえど針などないか、、、ハサミでもいい。
ないものだろうか。
あった!!!!!
奇跡的に針と消毒液があるではないか
すぐにソレを求め外に座り、靴を脱いで処置をしておるとなんとも不審な目でこちらを見る奥様方が通られる。
汚い足を出して面目ない。ゆるしてたもう。
マメが出来る原因は湿気である、ムレはよくないと先生が仰せだったので、ここからは30分に一度靴を脱ぎ足を乾かすとする。
しかし、しかし
30分毎にマメが1つ、ほれ、もう1つと
潰しても潰しても無限に湧き出てくるではないか。ITSUMIの呪いであろうか。
ホテルまでまだ10キロもあろうというのに困った。
6個くらいできたときであろうか
一歩歩くことに爪を剥がされたかのような痛みが走る。
右足のマメがひどかったのでかばうように歩いたようで、左膝に痛みも感じてきた。
これはよくない。
グーグル地図を見てみるとまだ2時間かかるという。
しかし、、、、車なら15分とだと??喧嘩を売っているのか?
心が痛い。
休憩している公園で戦時中の兵士の行軍について気になり調べてみる。
歩兵達は40キロもの銃火器や生活備品を背負いながら日々24キロも歩くようである。
私は軽量装備で20キロを超えたあたりからすでに痛みがでてきた。戦火があがれば私はすぐに死ぬであろう。
絶対死ぬ。
ホテルまであと3キロと迫った頃には地獄であった。
桑名のあたりで、足の悪いご老人がそろりそろりとあるいておったが。
『大変だなー、ご家族は近くにお住まいでないのだろうか?せちがない世の中や』と他人事のように心配していたが、
今は我が身!障害があるもののように
時速1キロでしか歩けぬ。
しかも毎歩爪が剥がされたかのような痛み。
同じ道を歩く者達には滑稽だったでしょう。
足を引きずりそうな大の大人が歩いておる。
どうやら伊勢には参れぬようだ。
ピコン
ITSUMIからパートナーへの優しさがあふれるラインだろうか
「てかさ、足が無理なら匍匐前進で行けば?」
「肘はまだ怪我してないやろ?」
さすがや、さすが相棒や。改めて見直しました。
行かんけどな!!!
こんなに苦労をしても、車であれば自宅から車で2時間で参れるという事実。しかも痛くない。
2時間
明日は家に戻ろう。つまり、今日わかったことは
ガソリン最高!!!
ではまた。