「土壌開拓する」とディティールにこだわるGUCHIから色々な話を聞かされた数日後、
「水耕栽培について調査中だ」とデータとうんちくが送られてきました。
あの熱い気持ちはどこへいったんだGUCHI!!
水に沈めたいものは、葉物野菜ではなくてGUCHIです。な、ITSUMIです。
さて、そんなLINEがGUCHIから来た時に私は何をしていたかと言うと、両親の夫婦喧嘩をしり目にぼーっとしていました。
やかましい親の声を聴きながら、視界に入る新緑で美しい山々。
「そうだ!今はタケノコの時期ではないか!」と山にタケノコを堀りに行くことにしました。
実家にあった軍手と長靴、鍬やスコップを準備していざ出発。
実家は田舎なので山までは車で5分かかりません。
娘は初めてのタケノコ堀りにわくわくしていました。
こもれびに癒されます。と言いたいところですが、竹林は見た目の美しさとは裏腹に実は虫やしかけがたくさん。
結構な危険と隣り合わせのデンジャーゾーンです。
例えばこちら。
いのししを捕まえる罠なんですけど、小さい子だったらすぐに入っていきたくなると思います。
糸が張ってあって奥まで入ると扉が閉まる仕組みです。
さて、お宝を探します。
今年は豊作だと聞いていましたが、どうでしょう。
タケノコ採取に行くと、夢中になってしまって写真撮影をほとんどせず、ここ掘れワンワンモードの私。
ゾーンに入ってしまい、ほぼ写真はありません。
掘るにはコツがあるらしいのですが(GUCHIに聞いた)、幼少期から田舎者として経験を積んでいる私にはうんちくは無用!
とにかく掘って、ゲットできれば無問題。
竹林にはいのししの仕掛け以外にもデンジャーな事があります。
それは…たけのこを採取する時はもちろん、タケノコをその辺に置いておくとどこからともなく、ハエ、ハエ、ハエ。
その数たるや、すごいです。
写真に残したくないヴィジュアルです。
マスクが必需品になった近年。
当たり前のようにマスクをしていったのですが、掘っている最中もハエやそれ以外の虫が割と多く、鼻や口に入ってくることがあるので「マスクしてきてよかったー!」と思いました。
※たけのこ堀りにはマスクも必須。
覚えておきましょう。
ハエ対策に、段ボールと、上に乗せる重しがあるとさらにGOOD!
採取したタケノコにハエをたからせない工夫ができますよ。
そんなこんなで汗だくになって小一時間掘り続けて、帰宅。
…ちょっとやりすぎましたかね。
GUCHIの家にもおすそ分けするつもりでたくさん採るつもりでしたが、採りすぎました。
「タケノコって皮をむくと泣きたいほどに小さくなるから、その悲しさを感じないためにめっちゃ採るぞー!GUCHIをびっくりさせるんだー!」と意気込んで掘りまくりましたが、採りすぎました。
かわむきと、あく抜きが憂鬱すぎます。
なんやかんやで、1時間かけてかわむき、1時間かけてあく抜きをしました。
皮をむいてもこの量です。
おいしいやわらぎ部分は友人やGUCHIへのおすそ分け用に。
ちょっとかたいところや、形の悪いものは我が家用におつまみメンマを作りました。
今日はこれを片手にガーデンバーベキューです。
良き一日になりました。
夫婦喧嘩をしていた両親もきっと私のやわらぎを食べて晩酌して仲直りすることでしょう。
余談ですが、喧嘩の原因は新しく迎える家族のインコの名前です。
では、また。