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一坪家庭菜園③土壌改良〜収穫飾り
2021.7.12
マルチ

こんにちは!

更新をサボりにサボって、すみませんでした。GUCHIです。

ITSUMIに怒られますね。

すでに野菜たちは収穫されておりますが、土壌改良から収穫まで(特に初期生育について)書きたいと思います。

というのも、今回小さな家庭菜園をつくるにあたっていろんなブログを探してみるものの、植え付けと収穫の記事はよく見るのですが、その間何があったのかということを書いているブログはあまりありませんでした。

ということで、資料的な形となりますがいつか誰かの役にたてばいいなと、気づいたことを残しておきます。

土壌について

前回記事にも書きましたが、我が家の畑は排水性が非常に悪く、粘土土 + 石だらけ + 雑草地下ぐき(笹)があるような劣悪な状態でした。

今回苗を植える1週間前に施したのが以下の対策です。

・硬い土だったので深さ30センチ程スコップで耕す。

・排水性を良くするため赤玉土を入れる 多分10キロ

・地中の有機物を増やすために牛ふん堆肥、腐葉土を入れる
 牛ふん堆肥は長くゆっくり効くということなので袋に書いてある規定量の倍いれた。(余ってもったいなかったので)

・畝を作りマルチをはる
 根を広く張るトマトやナスを育てるため(30センチプラスアルファの高さ根が張れる)
 排水性を上げるため(水たまりにならず根腐れしづらい)
 雑草対策と地温対策のためにマルチを引く(管理楽、初期生育時役に立った)

ただ、雑草の根や石などかなり多く、目立つものだけ排除するといういい加減な状態でした。

多品種育ててみたいという欲望が我慢できず、本来であれば畝2列でも狭いくらいの場所ですが3列で育てるということをしています。

あとは、苗によって植える適正時期というものがあるのですが、(だいたいGW前後)今回は我慢できずに苗を買った4月7日に植えています。笑

苗の種類と株間のイメージ

今回植えた苗のラインナップはこちら

・ミニトマト2株(サントリーの本気野菜 純あま、金あま)
・中玉トマト1株(ベルモンテぜいたくトマト)
・バジル1株
・中長なす1株
・ピーマン1株
・パプリカ1株
・ししとう1株
・ぼっちゃんカボチャ1株
・大葉1株
・いちご(サントリーの本気野菜)ドルチェベリー
・枝豆

はい。植えすぎですね。こんなに植えても予想していた多くの野菜が育ちました。

この条件で良かったこと悪かったこと等つらつらと書いていきますね

結果

庭で採れたトマト、バジルのカプレーゼと大葉とナスの揚げ浸し

よくとれた野菜/ ミニトマト、中玉トマト ナス バジル ししとう 大葉

少しはとれた野菜/ ピーマン パプリカ いちご

だめだった野菜/ 枝豆 坊っちゃんカボチャ

気づいたこと

①植え付け時期
マルチをしたとしても植え付けが4月上旬は早すぎた。寒さに弱いピーマン系の初期生育が特に悪い。初期にトマトの葉に黒点ができ、病気かどうか判断できずちぎって対処したがたくさん葉をちぎった純あまの生育に悪影響を及ぼした。結果病気でもなかった。

②肥料多すぎ問題
規定量の倍は入れ過ぎだった。根から吸収される肥料は限られており多くても害なだけだなと感じる。ナスの葉が濃くなるなどの症状はでたが、だんだん薄くなっていき元気に育ってくれた。他の野菜も肥料焼けとおもわれる症状は出たものの枯れたり問題になったりすることはあまりなかった。限界ギリギリの量だったのかなという印象。

③植物の生育速度
植物の生育速度に差があることは盲点だった。トマトナスかぼちゃなどは生育が早く、隣に植えたピーマン枝豆などが育ちにくくなるというトラブルにみまわれました。
特に坊ちゃんカボチャは2メートルの株間が必要な野菜なので隣の畝のピーマン類が全く育たず、カボチャも花をつけるものの、すぐ落ちるような状態だったので、6月上旬に根本から切り諦めました。
その後、ピーマンは勢いを盛り返し実をつけるようになりました。
株間大事。規定より狭すぎるとさすがに育たない。
または、植える順序を考えそれぞれの生育速度がある程度同じになるように植える工夫が必要と感じた。

④マルチ最高
以前プランター栽培をしたときには毎日水をあげる必要があったが、地植え&マルチの場合植え付け時以外ほぼ水やりも草抜きも必要ありませんでした。必要な世話は大きくなった際、支柱にくくりつけたのと品種によって脇芽かきくらいでした。

⑤1坪狭い畑でも自分たちで食べるような野菜はたくさん育つ
実が気持ち小さかったり、数が少ないものがあったりしますが1家庭で食べて楽しむ分には十分な野菜がとれます。
狭いので世話もたいしていりません。トマトは1株100個程、ナスも1株で週に2〜3本とれます。
ただし株間隔が狭いせいか、一つ一つの作物は小さめのことが多い。

⑦自分で作った野菜はおいしい
せっかくなので有機肥料のみ無農薬で育てました。トマトナスは本当に美味しく、妻と取り合いになるほどでした。人にも食べてもらいたくなりITSUMIや家族にもおすそわけしましたが、おいしいと褒めてくれました。
身近な人たちとこういったやり取りができるのは嬉しいですね。

今後

土いじりや、植物が育つ様子を観察するのは想像以上に楽しかったです。

色々調べてみると土を耕さず雑草もそのままで栽培を行う不耕起栽培や自然農法、土作りなど奥深く追求したい気持ちがムクムクしております。

来年は畑を拡大して、いろいろな方法を比較しながら試してみたいな〜

いかがでしたか?庭で畑を作ってみたい方の参考になればいいなと書いてみました。いつか誰かの役に立ちますように。

それではまた