寒い。
猫と一緒に寝たい。
でもベッドが毛まみれになるのはいや…
そんなジレンマと日々戦っています。
ITSUMIです。
先日、ずっと気になっていた作家さんのお店「クラフト石川」さんへ行きました。
私の生まれ故郷、菰野町でばんこ焼の器をご夫婦で制作されています。
クラフト石川さんを知ったのは、友人からの紹介。
画面越しで見る、ほっこりとしたフォルム、可愛いらしいカラーテイスト…
一目ぼれでした。
「きっと、菰野町という何もない(←失礼だぞ‼)我が愛する故郷の地域活性のために、都市からやってきたデザイナーっぽいイカしたお兄さんがやってるんだろうな…」気後れして行かずじまいで半年。
滋賀県の方へ陶器を買いに行った勢いで「よし、行こう!」と勢いに任せて急遽お邪魔しました。
閉店ギリギリに伺ったのに、快くお店に入れてくださりました。
「こっちも見ていいよー」と作業中にも関わらず、工房まで見せてくれるご主人と奥様。
急に現れ「可愛い」を連呼しなが居座り続ける私に嫌な顔一つせずお話をしてくれてありがとうございました。
その日に購入したものがこちら
かわいい。
毎日使っています。
その後、またお邪魔してゆっくりをお話を聞くことに。
GUCHIを引き連れて、いざ。
何度見てもかわいいお店構え。
GUCHIは、工房にお邪魔して、あれは何、これは何と質問していました。
一番私たちが気になって質問したのは、型にはめて作る工程。
たたら成形 というそうです。
私たちのイメージではお皿って、ろくろを回して作るイメージじゃないですか?
たたら成形は、板状の粘土を切り分け、形を作っていく方法で、クラフト石川さんでは
①型のサイズを作成
②真空土練機を通した粘土を用意する。
③型に合わせて粘土板を切り、それを石膏型にのせて形を作る。
④色付け
⑤焼成
という工程。
ろくろでは出せない味が口縁に出ていて、それがとっても素敵…。
そのディティールにGUCHIは感動していました。
伺った際に、一緒にイベントなどに参加している作家さんがいらっしゃって、たくさんのお話を聞かせていただきました。
私は地元という事もありばんこ焼に対して「やぼったい」「ぶたさんの蚊取り線香」みたいなイメージがあったのですが、そのイメージを覆してくれたクラフト石川さん。
今回、クラフト石川さんはじめ、素敵な作家さんがとっても素敵な器や鍋を作っていることを知ることができ、陶器への探求心は深くなるばかり…。
本当に楽しかった…
本来なら1時間半ほどお邪魔するはずが、かなり長い間居座ってしまいました…
それでも時間が足りなかったくらい‼笑
また次回データをお渡しする時に長居してしまわないように気をつけなきゃ…