先日の登山と、山頂でいただくコーヒーが美味しくて余韻に浸るある日のこと。
GUCHIに「また山頂珈琲淹れてね」とLINEをしたのですが、「山頂珈琲って…字体がかわいい。シールにしたい!山頂で珈琲を淹れてみんなで飲んでオリジナルシールをみんなにおすそわけしたい」
私のろくでもない思いつきに快諾してくれるGUCHI。
ありがとう。
最初のデザイン案はこちら
最初のイメージは山頂の上で、リスが珈琲を飲んでいるイメージだったのですが、GUCHIの「少々女性すぎる」という意見により却下。
確かにこちらのデザインはあまりに可愛すぎて、男性は喜んでくれないかもしれない。
次にアニマルをリアルな雰囲気のテイストに変えていきます。
こちらの案は私の写実表現不足と、ロゴらしさがないことによって却下。
写真に残す間もないほどの出来でした。
次は「ロゴっぽさを出そう!」と山を上下にデザインして、山頂の上にカップをデザイン。
リボン部分に山頂コーヒーと文字入れ。
少しアメリカンな装いにしてみましたが…
「標識みたいだね」
「うん、一旦停止みたい」
…先日、一旦停止無視で警察に切符を切られたGUCHIにこのデザインは速攻却下されました。
あれこれGUCHIと話して、
①山頂で珈琲を飲む が目的
②女性らしすぎず、男性すぎず
③シンプルで、誰にでも渡しやすくて
④洗練された雰囲気は残したい
というポイントを押さえ直してデザインしなおします。
最終段階のデザイン案がこちら
ここから
「山頂珈琲」なのか「山頂コーヒー」なのか
「コーヒー部」か「珈琲俱楽部」か
山とマグカップのデザインから、線の太さ
配置バランスはどうするか…
そもそも作ってどうしたかったのか…
散歩下がって二歩下がったり、
スタート地点に戻ったりしながら…
山頂珈琲のテーマである、山とコーヒーカップを3種類。
[山頂珈琲]のフォントを真ん中に。
完成したものがこちら
長い道のりでした。
お気に入りポイントは山頂の「頂」の部分の小山。
GUCHI案です。
かわいい。
ひょっとしたら彼は私より「カワイイ」に長けているのではないかと不安がよぎります。
今回は私の「何をどうしたいか」がはっきりしないままぼんやりと始めたので難しかった。
何かを作るときは終着点はどこなのかを明確にするべきだという事を再度確認しました。
このシールを持ってみんなと登山して山頂でコーヒーを飲んで、ゆっくりとした時間の流れを感じるのがとっても楽しみです。
GUCHIは付き合ってくれそうにないので、バーナーを買おうかなと思って調べたら、目玉が富士山まで飛んでいきそうになりました。
では、また。